群馬へ
昨日のデキゴトウ。
石田敏明教授退官記念シンポジウムを聴きに、群馬県は高崎市の群馬音楽センターへ行った。
静岡駅から高崎駅まで2時間ちょっとで着いた。群馬なんて近いもんだ。
テーマは「建築の持つ本質的な力とはなにか?」
登壇者は石田敏明氏、伊東豊雄氏、村上徹氏、妹島和世氏、西沢立衛氏で、司会は橋本純氏。
という豪華な方々。しかも、参加費無料。
大学関係者はもちろん、多くの建築家も招待されていて、雑誌等でお顔を拝見したことのある方々ばかりで、
この場にいるだけで背筋がピンと伸びるような緊張感があった。
会場は、ホールではなくホワイエで行われ、このおおらかな空間でのシンポジウムは、
1時間ほど延長され、熱気と共に幕を閉じた。
個人的に印象に残ったのは、「現代建築は衰えている」という伊東さんの発言から、場の空気が一変したこと。
それまでは、何かさぐりさぐりの印象だったけど、そこから深く、これからの建築についての話なども盛り込まれ、
一気に加速していった感じがした。
自分の中で、まだ整理できていない部分もあり、なにかふわふわしていたので、
先程、学生の頃に発売された建築文化の石田敏明特集(先生のサイン入)を読み返していた。
これからは、「執拗に頑張る」。を座右の銘にし、自分の限界を決めず、粘り強くやっていこうと決意した夜。